初の喫茶店と夜店 [加奈~いもうと~攻略日記]
夏になって、隆道は今日も加奈が登校したので送り迎えをしました。
元気がよくなった加奈は寄り道をせがむ目で隆道を見つめます。
ここで選択肢が現れました。
・今日は喫茶店に
・たまには図書館なんてのも
・ゲーセン初体験
図書館は読書好きの加奈にとっては“今さら”と思われる可能性が高いのでパスします。
ゲーセンは加奈にとっては刺激が強すぎると思うので、喫茶店を選びました。
思った通り喫茶店は加奈にとって始めていく場所だったようで、ためらいがちの様子ですが、隆道はメニューを見せ加奈が頼むものを聞きました。
加奈が注文するものは“ホットミルク”ですが、隆道は
ここでまた選択肢が現れました。
・ホットミルク
・アイスココア
・チョコレートパフェ
ここは加奈が食べたことがなさそうなチョコレートパフェを選んでみました。
テーブルの上に置かれたチョコレートパフェを見た時の加奈の反応が楽しみです。
運ばれてきたチョコレートパフェはかなりの大きさで、ひとりで食べるには多すぎました。
残り3分の1になったころ、加奈のチョコレートパフェへの視線を感じた隆道はスプーンに取り食べさせてあげました。
加奈はやっぱり初めて食べたようで、そのおいしさに感動していました。
隆道は残りのパフェを全部加奈に食べてもらうため、器ごと加奈の前に差し出すと、結構な量だったにもかかわらず加奈はぺろりとたいらげました。
夏真っ盛りとなり、気温の高さのため加奈はかなり疲労して横になっているようでしたが、夜祭りがあることを話すとからだをぐっと起こしました。
加奈は夏祭りも行ったことがないようです。
母が若いころに来ていたという浴衣を着て、隆道と加奈は夏祭りに出かけました。
おどおどしている加奈ですが、夜店で遊んでいるうちになれるだろうと思った隆道は行く先を決めることになります。
・金魚すくい
・射的
・古本市
ここは加奈が喜びそうな“金魚すくい”を選びました。
3度目になって、加奈はもう少しのところで金魚をすくえそうになりましたが、和紙が破れて逃げられてしまいました。
店主が
「残念賞だよ」
と言って小さな金魚が2匹入った袋を差し出しましたが、加奈は断りました。
明日からまた透析を受ける加奈は、金魚をお世話することが出来ないからと悲しそうに隆道に話しました。
けれども、この時のことは加奈にとって大切な思い出になるのではないかと思います。
加奈と水族館へ [加奈~いもうと~攻略日記]
いじめにあっている加奈の様子を離れたところで見ていた隆道は、こぶしを握っていました。
そこにいじめをしている3人組の一人が
「痛っ!」
と声をあげました。
少し離れたところに一人の男子が立っていて、彼は手にモデルガンを構えて迷わずトリガーを引きました。
一度に複数のB・B弾が発射され、弾はことごとく3人組に命中したのでした。
痛がる3人組。
けれど、少年は更に銃を撃ち、弾は次々と命中しました。
そして、3人組に
「さっさと消えろ」
と言うと3人組は
「覚えてろよ、伊藤」
と捨て台詞を残して去って行きました。
伊藤少年は加奈の元に駆け寄り
「大丈夫か?」
と声をかけますが、加奈は少し怯えながらも
「ありがとう」とお礼を言いました。
少し驚いた様子でその場を離れ、隆道のいる方に向かって歩いてきました。
隆道とすれ違いかけた時、伊藤少年は隆道に
「藤堂のお兄さんですよね?」
と話しかけてきました。
伊藤少年は隆道の写真を見たことがあるらしいのですが、話の様子から加奈との間に何かあったことが分かりました。
放課後。
学校へ迎えに行くと加奈を自転車の後部座席に乗せ、ペダルをこぎ始めました。
少し走った後、行き先の選択画面が現れました。
・公園で元気に遊ぶ
・水族館で静かに過ごす
・Hな本を見に行くというのは冗談だけど・・・
冗談の続きも気になりますが、ここは“水族館で静かに過ごす”を選びました。
水族館に入ると何を見るかという選択が現れました。
・餌付け係のお姉さんはグラマー
・イルカショーだな
・館内をゆったりと回ろう
ここは“イルカショーだな”を選びました。
イルカショーに行くと、加奈は選ばれてイルカを操ることとなりました。
最初はおどおどしていた加奈も、棒を振るたびにはねたり泳いだりするイルカを見ているうちにスムーズに棒を振ることが出来るようになりました。
公衆の面前で何かをするというのは恥ずかしいもので、勇気が必要です。
“人前でカッコ悪いところを見られたくない”という気持ちが働いてしまうからですが、多少知っている間柄でも失敗しているところを見られて気になる人と安心していられる人がいますね。
中学生になった加奈がいじめに・・ [加奈~いもうと~攻略日記]
時は過ぎ、加奈は14歳となりました。
学校へ向かう道で加奈を後ろに乗せていた隆道がブレーキをかけると、加奈がしがみついてきました。
中学生ともなると加奈の体には変化があり、隆道は複雑な思いを抱きました。
加奈から非難された隆道の反応の選択。
・胸、大きくなったな。
・怪我、ないか?
・ごめん、どうしてもお約束がやりたくて。
“胸、大きくなったな”は完全に嫌がられてしまう返事ですね。
“ごめん、どうしてもお約束がやりたくて”は私的にはOKですが、加奈の性格にはこの返事は合わないのではないかと思います。
ここはあくまでも兄らしく“怪我、ないか?”を選択しました。
中学生になってからの加奈は、まだ入院生活の方が長く腎臓の治療のために人工透析をしょっちゅうしている状態で、中学1年のころはほとんど学校へ行けない状態でした。
当時高1だった隆道は加奈が学校でいじめられたりしないかと心配になり、この日は学校をさぼってしまいました。
加奈のクラスを探していた隆道は、元担任と廊下で会い、加奈の様子を宿直室で聞くことになりました。
いじめを心配していた隆道ですが、加奈はクラスで浮いた存在ではあるけれど最近の学生は他人には無関心だから心配はいらないと言われ宿直室を後にしました。
隆道が自転車置き場に戻ろうとしたその時です。
背後から
「待ちなさいよ、藤堂。」
というきつい調子の女性の声が聞こえました。
隆道が後ろを振り返ると加奈が3人の女子に囲まれていました。
3人は加奈にもてるはずもない重量のプリントを運ぶようにと話し、手渡しましたが加奈は思った通り落としてしまいました。
その様子を見た3人は口汚い言葉で加奈をののしります。
加奈が3人に言い返すこともなくプリントを拾い始めた時の隆道の選択。
・飛び出す。
・様子を見る。
私には小学6年生の時転校した先で、クラスの女子の中でいじめっ子として知られる同級生が道路を挟んで向かいに住んでいて、ある日外に出るとその子が私に向かって石を投げつけられたことがあります。
その様子を見ていた姉は近くにあった棒を持ってその子を追いかけました。
次の日、そのいじめっ子は自分が私に石をぶつけた話を抜きにして、私の姉に棒を持って追いかけられたと言いふらしていました。
そんな経験を持っているので“様子を見る”を選択します。
加奈の授業参観日 [加奈~いもうと~攻略日記]
日曜の全校参観日、珍しく加奈が登校できることになっていました。
ところが、隆道は職員室へ呼ばれることになってしまいました。
何があったというのでしょう?
職員室に行ってみると隆道の担任の先生のところには両親と加奈がいました。
両親はともに仕事に行かなければならない事情が出来、授業参観に参加することも加奈を送って帰ることも出来なくなったということです。
隆道は久しぶりに学校に登校した加奈がいじめの対象になるのではないかということを考え、自分が加奈のクラスの授業参観に出席したいと申し出ました。
担任の先生はもちろん反対しましたが、幸い授業参観の時間がずれていたので両親からも頼まれ、今回だけ隆道が参観することを許可しました。
隆道が授業参観に参加したことは加奈のクラスの生徒から見ると目立つこととなってしまいます。
そこに先生が加奈に作文を読むようにと指名しました。
加奈のクラスでは家族に対する思いを作文にするように言われていたようですが、加奈はどんな作文を書いたのでしょう・・?
少しだけ読んだところで加奈が泣き始めたのを見て、クラスのある男子生徒作文を取り上げ、読み始めてしまいました。
最後の文を読みかけた時、隆道が男子生徒から作文を取り返すと、加奈のクラスの生徒からはブーイングが起きてしまいました。
そこに隆道の友人長瀬智樹、船津育郎、下田雅俊の3人が加奈のクラスに乱入してきて花火の音が、そしてすぐ後にはサイレンの音が聞こえました。
3人はねずみ花火と、サイレンの音がするおもちゃを持ち込んでいたのです。
そこに授業が終わったことを知らせるベルが鳴りました。
友人3人と隆道、加奈は夕方まで一緒に遊びましたが、加奈がこうした時間を過ごすのは人生で初めての経験でした。
けれど、家に帰れば叱られるのではないかと思いながら二人は帰路につきました。
落としてしまったお手玉 [加奈~いもうと~攻略日記]
鹿島夕美との一件があって気分がむしゃくしゃしていた隆道ですが、学校帰りには病院を訪れ加奈を見舞いました。
命がけで自分を助けてくれた兄に対する加奈の表情は隆道の気持ちを高めてくれ、気持ちは晴れて行きました。
自分が入院していた時に時間を持て余していた隆道は、友人からもらった本のうち1冊を加奈に貸すことにしました。
ここで3つの選択肢が現れました。
・偉人伝『野口秀雄』
・小説『ぼくたちの小遣い戦争』
・漫画『ピックフット世界一周』
ここは結構悩みましたが、『野口秀雄』を選んでみました。
隆道は雑事に追われ、しばらくの間加奈の見舞いに行けずにいました。
久しぶりに病院を訪れ加奈の病室の前に着くと、加奈がお手玉をしていました。
お手玉は蜂に刺されたときに拾っていた木の実を使って母が作ってくれたものでした。
が、手元が狂った加奈はお手玉を窓から落としてしまいました。
ここでまた選択肢が現れました。
・病室に入る
・拾いに行く
ここは拾いにいくを選択しましたが、私ならば一声かけてから拾いに行くと思います。
お手玉を見つけて拾い上げた隆道は加奈の病室へと向かいました。
タヌキ寝入りしていた加奈の様子を眺めて10分を過ぎた頃、隆道は加奈の名を呼びお手玉と本を渡しました。
次に来るときは何を持ってきたらいいか尋ねた隆道に加奈は
「何も要らない」
と答えた後
「また来てほしい」
と言った後
「手をつないで」
そう言って自分の手を差し出しました。
隆道は加奈の手をひき寄せ加奈の小さな頭をギュッと抱きしめました。
このとき隆道の心には“守るべきものが出来た”という義務感のようなものが芽生えていました。
このゲームをしているうちに幼いころの自分を思い出しました。
乳児ぜんそくに罹っていたころ、発作が起きるとチアノーゼで唇が紫色になっている私を見て慌てて病院に連れて行ってくれていた母。
当時は随分心配をかけてしまったんだろうなということを再認識しています。
隆道の初恋 [加奈~いもうと~攻略日記]
退院した隆道が学校へ行くと、いつも一緒に行動しているクラスメイトの長瀬智樹、船津育郎、下田雅俊から蜂に刺されたときのことを聞かれました。
3人は、隆道が入院中退屈だろうからと思って用意していた本を隆道に手渡しました。
この3人との付き合いは未だ続いているようなので、今後のストーリーにも登場することになるようです。
親友3人が去ってから目の前に現れたのは鹿島夕美。
彼女は隆道の初恋の相手で、ラブレターを送った相手でした。
彼女にラブレターを出すことになったのは、事故に会う1週間前に彼女から聞かされた占いの結果にあるようです。
二人の相性がいいと聞かされて本を見せられた隆道の選択
・平然とエスケープ
・照れ隠しのエスケープ
ここは“平然とエスケープ”を選択しました。
家に帰った隆道は夜が明けるまでかけて夕美へのラブレターを書きあげました。
そして学校へ行くとその手紙を夕美の机に忍ばせました。
そして見事玉砕。
その相手である夕美が話しかけてきたことで隆道はクラスメイトからからかわれることとなり、ドアを開けて廊下に出ました。
夕美が後を追ってきて隆道に話しかけ何か差し出そうとましたが、隆道は夕美の手を振り払ってしまいました。
その時夕美の手から落ちたものは2枚の美術館のチケットでした。
もしかすると夕美は・・と思うのですが、気持ちに余裕がなくなっていた隆道はそのことには気がつかず、その後何年も夕美を無視し続けることになったようです。
森で蜂に刺された隆道 [加奈~いもうと~攻略日記]
落ちている小さな木の実を頼りに隆道は森の道を進んで行きました。
やがて加奈の悲鳴が聞こえました。
隆道が加奈を呼ぶと駆け寄ってきましたが、奥からブーンという羽音がいくつも聞こえます。
隆道は加奈の手を引いて走り続けましたが、走れば走るほど羽音は迫ってきました。
それでも加奈の手を引いて走り続けましたが、ついに1匹の蜂が目の前をよぎって行きました。
蜂に驚いた加奈はその場で転んでしまいました。
加奈の方を振り返ると黒い蜂が群がっています。
隆道はとっさに加奈を覆い隠すように自分の身を投げ出していました。
肩や背中を何度も刺されてしまった隆道は加奈をかばったまま意識を失ってしまったのでした。
目が覚めた隆道は病室にいました。
森の出口近くまでたどり着いていた二人は隆道が蜂に刺されて間もなく、捜索隊によって発見されたということです。
適切な処置を受けることが出来た隆道ですが、目を覚ましたのは2日後で、医師からは助かったのは奇跡だと言われたということです。
手に温かさを感じた隆道が手元を見ると、涙をぽろぽろ流した加奈の姿が目に映りました。
隆道の記憶にはこのときの姿が鮮明に残りました。
ちょうど入院期に入っていた加奈は時々隆道の病室を訪ねてきました。
そんな時に現れたのが新米看護婦“近藤美樹”でしたが、彼女とはその長い付き合いとなるようです。
一週間後、隆道が退院することになりました。
加奈が淋しそうに見送りをする姿を眺めているときに隆道は心に変化が起きていることに気がつきました。
以来、両親がどんなに加奈を過保護にしても嫉妬することは無くなったのでした。
加奈が遭難? [加奈~いもうと~攻略日記]
加奈へ花輪を造ったことで安心した隆道はうたた寝を始めました。
そこに両親の慌てた様子の会話が聞こえてきました。
母親に何があったのか尋ねると、加奈の姿が見当たらないということです。
ここで選択画面が現れました。
・探しに行く
・見捨てる
場所が場所だけに病弱な加奈が迷ってしまうと命取りとなってしまうでしょう。
ここは迷わず“探しに行く”を選びました。
けれども父は二重遭難を避けるため隆道にここに残るように告げ、母とともに加奈を探しに行きました。
隆道は父に言われた通りしばらく待ちましたが、誰も戻ってきません。
空腹に耐えられず弁当箱を広げてみたのですが、ふと
「加奈も今頃・・」
そんな思いが脳裏をよぎり、弁当箱に入っていたブドウを一粒食べた隆道はリュックに自分と加奈の弁当箱を入れ両親が探しに行っていない方向に進みました。
そうして奥へ進んでいるうちに花輪が落ちているのを見つけ、拾い上げると加奈の名前を呼びながら更に奥へと進んで行きました。
けれども加奈の返事はありません。
奥へ進むと森は薄暗く、隆道は元の道に戻ることが出来るかどうか不安になってきました。
隆道は踵を返し元来た道を戻り始めました。
1歩。
2歩。
幼い頃から加奈だけが両親からちやほやされていた思い出がよぎりました。
3歩。
けれど、それは加奈が病弱だったためです。
ふと足を止めた隆道の脳裏に浮かんだのは父からの
「強い男になりなさい。」
という言葉です。
くるりと方向を変え、隆道はまた森の奥へと進み始めました。
そしてまぶしいほど光がさんさんと降り注ぎ、滝が流れている窪地にたどり着きました。
そこに加奈がいました。
「何をやっているんだ!」
と加奈に向かって怒鳴った隆道ですが、そこに聞こえたのは加奈のお腹の虫が鳴る音でした。
自分もお腹がすいていた隆道は怒る気をなくし、リュックから弁当箱を取り出し加奈に渡しました。
けれど、加奈はその弁当箱を落としてしまいました。
隆道は自分の弁当箱を加奈に差し出し、ブドウを一粒だけ口に入れました。
「ありがとう、お兄ちゃん。」
加奈が言いましたが、隆道が加奈からお兄ちゃんと呼ばれたのは初めてのことでした。
加奈が弁当を食べ終わると隆道は戻ろうと話しかけますが、加奈はポケットから木の実を取り出しました。
「もっと拾いたいのか?」
隆道の問いにうなずいた加奈は木の実を拾いに行ってしまいました。
少しの間だけと決めて加奈と一緒に木の実を集めましたが、気がつくと1時間は経過していました。
元来た森の道を進んでいった二人ですが、歩いてもあるいても一向に開けた道にたどり着きません。
からだの弱い加奈のことが心配になった隆道は休むことに決め、加奈と一緒に気の株に座りましたが、迂闊にも眠ってしまいました。
隆道が目を覚ますと加奈がいません。
慌てて立ち上がり辺りを見ると、道に木の実が落ちていることに気がつきました。
“この木の実をたどっていけば・・”
隆道は再び歩き始めました。
“加奈~いもうと~”攻略にチャレンジ [加奈~いもうと~攻略日記]
去年、タイトルとゲームの画面からストーリーを想像して買ってしまった『加奈~いもうと~』のパッケージを開けてみました。
限定版なので“ブックレット”が入っていましたが、内容を読んでみるとどうも恋愛もののようです。
女の私がするゲームではないかもしれませんが、せっかく買ったものなので男性とは違う視点で攻略にチャレンジしてみます。
このゲームの主人公は“藤堂 隆道”。
彼は病気で入院している妹の加奈の病室を訪れました。
加奈は病弱だったため高校を受験する機会を逃していましたが、兄である隆道の母校二葉学園を受験しました。
外泊許可が下りた加奈は合格発表を見に行くので兄にもついて行って欲しいと頼みますが、隆道は
「自分で確かめなければだめだ。」
と答えます。
そして黙りこくってしまった加奈にペンダントを渡しました。
そのペンダントはボタンを押してしゃべると3分までのメッセージを5本分録音できるのだということです。
力なくお礼を言う加奈に隆道はペンダントの録音したメッセージを聞くボタンのある場所を教え、押すようにと促しました。
ボタンを押して流れたのは隆道からの
「合格おめでとう。」
というメッセージでした。
嬉しさでいっぱいになった加奈は隆道に抱きついてきました。
隆道は妹の加奈を抱きしめながら少年時代に家族と出かけたハイキングのことを思い出します。
ハイキングだというのに父に背負われている加奈を見て隆道は責めます。
加奈は医師から小学校を卒業できないという宣告を受けている身でしたが、当時に隆道はそのことを知りませんでした。
両親にちやほやされている加奈のことを見て嫉妬していた隆道は、両親が二人の元を離れた時に
“仕返し”
と称して加奈に意地悪をしました。
加奈が飲んでいた三角の牛乳パックを取り上げてポイと捨て、加奈に
「拾え。」
と言いました。
隆道は加奈が牛乳パックを拾いに行くと、拾う直前にパックを蹴り飛ばしました。
何度かそんなことを繰り返しているうちに、加奈は立ち止り朝から食べていたものをすべて吐いてしまい苦しみ始めました。
隆道は慌てて加奈の背中をさすり始めますが、加奈の様子を見るとまだ苦しんでいます。
あたりを見回すと近くまで来ていた両親がそのことに気がつきました。
その後体の調子が良くなった加奈は花輪を編み始めますが、病院での生活が長かったため編み方をよく知らず編めずにいました。
その様子を見てもどかしくなった隆道は、加奈から造りかけの花輪を取り上げ、花輪を完成させて加奈に手渡したのでした。
悪妖精グレンダインとの闘い [ブルーローゼス~青い瞳の戦士たちのプレイ]
クリア後ウィンダリアへ戻り公園へ行くと妖精たちの様子が変です。
妖精たちにどうしたのかと問い詰めるラトリスにアルビオンは
「もうガタが来たから俺たちはそう長くは存在できないだろう。」
と話します。
けれども妖精の争いに人間が巻き込まれた妖精たちは最後まで戦うことを決心しています。
このことは内緒にするという約束をしたラトリスですが心中は・・・。
いずれにしろ戦いを避けることは出来ません。
青薔薇本部へ行ってみると、ジャックさんもジェイラスも次の戦いへの準備をするようにと話してきたのでショップを訪ねてみると、新しい武器が売られていました。
【新たに売られていた武器】
・カーマインスピア~マリウス用:ATK+197 Price 13000
・エンプレス~クレア用:ATK:+187 Price 13700
・白金のブーメラン~ベリー用:ATK+196 SPD+20 Price 12500
・白金の扇~ミレーユ用:ATK+193 SPD+10 Price 14800
・ドラゴンナックル:ユーフェミア用:ATK+195 SPD+24 LUC+10 Price 12000
・プラチナナックル:ユーフェミア用:ATK+209 Price 11500
・アサシンタイガー:ジェイラス用:ATK+181 SPD+20 LUC+20 Price 13100
・マーとホー:ポル用:ATK+165 SAT+32 Price 16100
・ピピとポポ:ポル用:ATK+176 SPD+24 Price 17000
・グレートソード:ジャック用:ATK+211 Price 17200
武器を装備したのでウィンダリアを出てみると“封印の聖地4”が現れていました。
【封印の聖地4の敵データ】
・メイスナイト Lv.27 HP 1950×1体+ヘルベゴマ Lv.27 HP 1400×1体
・メイスナイト Lv.27 HP 1900×1体+ヘルベゴマ Lv.27 HP 1410×1体
・ハイプリズマ Lv.26 HP 2000×1体+メイスナイト Lv.26 HP 1700×1体
・メイスナイト Lv.26 HP 1750×1体+ハイプリズマ Lv.26 HP 2050×1体
・ハイプリズマ Lv.27 HP 2340×1体+ハイプリズマ Lv.28 HP 2600×1体+ヘルベゴマ Lv.27 HP 1490×1体
・ハイプリズマ Lv.28 HP 2600×1体+ハイプリズマ Lv.27 HP 2340×1体+ヘルベゴマ Lv.27 HP 1480×1体
ここの敵は今のレベルだと魔法攻撃が使えるメンバーをメインに闘っていけば順調に倒すことができました。
クリア後手に入ったのはキングパフェです。
もちろんここで終わりではなく、ロンダリオと妖精王ランドルリッツが現れました。
ランドルリッツはロンダリオに
“今ならまだ戻れる”
と話しかけてひきとめますがやはり闘わなければなりません。
【ロンダリオ戦の敵データ】
・ハイプリズマ Lv.27 HP 2300×1体
・ハイプリズマ Lv.27 HP 2400×2体×1組
・ヘルベゴマ Lv.27 HP 1500×1体
・バスタナイト Lv.28 HP 3250×1体+バスタナイト Lv.28 HP 3200×1体+ヘルベゴマ Lv.27 HP 1500×1体
・ハイプリズマ Lv.28 HP 2600×1体+バスタナイト Lv.27 HP 2300×1体
・バスタナイト Lv.29 HP 3650×1体+ヘルベゴマ Lv.28 HP 1650×1体
・バスタナイト Lv.29 HP 3600×2体+ロンダリオ Lv.30 HP 5000
・ヘルベゴマ Lv.28 HP 1700×1体
ここでの闘いも魔法攻撃が使えるメンバーをメインにして、苦戦することなくクリアできました。
宝箱にはキングパフェが入っていました。
クリア後ジャックとロンダリオの会話が始まりました。
話しを聞いてみると、悪妖精と契約したロンダリオの肉体が滅びてしまえば悪妖精グレンダインも滅びてしまうのだということです。
ロンダリオがグレンダインと契約を結んだのは自らの肉体を犠牲にしてグレンダインを滅ぼすことでした。
ジャックに息をとめて欲しいとロンダリオが話していると、グレンが現れロンダリオを食べてしまいました。
悪妖精グレンダインは一方的にロンダリオとの契約を破棄してしまったのです。
いよいよ悪妖精グレンダインと闘うことになりました。
【グレンダイン戦の敵データ】
・ヘルベゴマ Lv.30 HP 2200×1体×3組
・バスタナイト Lv.29 HP 3600×1体+ヘルベゴマ Lv.29 HP 1950×1体
・バスタナイト Lv.29 HP 3600×1体+ヘルベゴマ Lv.29 HP 1900×1体
・バスタナイト Lv.29 HP 3600×1体×2組
・ヘルベゴマ Lv.30 HP 2200×1体+グレンダイン Lv.45 HP 6000×1体
・バスタナイト Lv.30 HP 4200×1体
・バスタナイト Lv.29 HP 3600×1体+グレンダイン Lv.45 HP 7000×1体
・バスタナイト Lv.30 HP 3000×1体
・バスタナイト Lv.30 HP 4000×1体+グレンダイン Lv.50 HP 8000×1体
グレンダイン以外の敵も一順目で倒すことはできませんでしたが、グレンダインからの遠隔攻撃で一気に3人が異常状態になるので回復がメインとなってしまい苦戦しました。
道具は現在持っている中で一番回復力のあるもの(お菓子詰め合わせやキングパフェなど)を全員に装備しましたが、最後に闘うバスタナイト&グレンダイン戦の時までに残ったのはアリシアに装備した“お菓子詰め合わせ”だけでした。
回復が間に合わないまま闘いを挑まれ、最後に残った青薔薇本部のメンバーは
アリシア、ジャック、ベリー、ミレーユの4人です。
何度かバスタナイトにも攻撃しましたが、SPもかなりなくなってきたのでグレンダインのみに攻撃して倒すことができました。
エンディングではキャストなどの紹介が流れ、電源を切ろうかなど度思いましたが、そこで終わりではなく、アリシアとクレアがその後のメンバーの様子などを話すシーンが登場しました。
電源を切ったら見ることはできなかったのかもしれません。(;^_^A アセアセ・・・
なにはともあれクリアしました~~!
ばんざーい!ヽ(▽ ̄ )乂(  ̄▽)ノ ばんざーい!