再び会った“鹿島夕美”に [加奈~いもうと~攻略日記]
金魚すくいをした後、二人は夜店をのぞいたりかき氷を食べたりして過ごしました。
そうしているうちに花火が打ち上げられ、加奈は病室以外で見る花火のきれいさに感動したのでした。
家に帰る前にトイレに寄った隆道は、加奈が待っている場所に向かおうと走り始めたとき、歩いてきた女の子と肩がぶつかりました。
その少女は小学生の時隆道の心に傷を付けた“鹿島夕美”でした。
夕美は隆道に色々と話しかけてきましたが、隆道は
「うるさい」
「俺に話しかけるな」
とはねつけてしまいました。
隆道から冷たくあしらわれた夕美が立ち去ろうと踵を返したとき、足をもつれさせ大きくよろめいてしまいました。
ここで選択肢が現れました。
・俺はとっさに鹿島に手を伸ばした
・転倒するにまかせた
多少気まずい思いをした相手であっても危ないところは助けると思うので“俺はとっさに鹿島に手を伸ばした”を選びました。
けれど夕美は自力で体勢を立て直しました。
伸ばした手のやり場をごまかした隆道ですが、夕美は隆道が手を伸ばしていたことに気がついていて
「ありがとう」
とお礼を言いました。
言葉を失った隆道は逃げるようにその場を立ち去り、途中で出会った加奈と帰路に向かいました。
けれど、楽しい時間を過ごしたはずの加奈はいつもにまして静かです。
何かあったのかと聞いた隆道ですが、もしかすると夕美とのことを見られたのではないかと気がつきました。
加奈は夕美に対する隆道の様子を見た時に、別人のようで怖かったと話します。
「加奈にあんなことはしない」
と答える隆道ですが、加奈は昔自分のことを嫌っていた時の隆道のことを思い出し、何かのきっかけで、また隆道が“怖い人”になってしまうことを恐れていました。
昔加奈に意地悪していた隆道も、今は度が過ぎるほどかわいがっている隆道も同じ人物。
人間は相手をどう思っているかで接し方が違ってくるもので、また加奈に冷たい仕打ちをしてくるのではないかと心配になったのは無理もないことだと思います。
ここで選択肢が現れました。
・抱きしめる
・頭を撫でる
ここは妹に対する愛情を示す意味で“頭をなでる”を選びました。
家に戻った加奈はソファで眠ってしまいました。
隆道は加奈を抱きかかえて部屋まで連れて行き、ベッドに寝かせ加奈がもっと強くなってくれることを願いました。
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