ホスピスに入院している叔母さんのお見舞いに [加奈~いもうと~攻略日記]
加奈が入院している病院のホスピス棟に隆道と加奈の叔母“霧原須磨子”さんがが入院していて、二人は会うことになりました。
隆道は会ったことがありましたが、加奈が叔母さんに会うのは初めてのことでした。
話をしているうちに加奈は叔母さんの病気のことを訪ねました。
叔母さんは加奈の手を引っ張り、自分の胸へと導きました。
病室から出た加奈は隆道に叔母さんのことを聞いてきました。
「いつまで入院してるのかな?」
加奈はホスピスの意味を知りません。
会った時の叔母さんの落ち着き払った様子の意味するものが何であるかということも分かりませんでした。
隆道は加奈にホスピスの意味を教えていいものかどうかためらいましたが教えることにしました。
そして、また叔母さんのお見舞いに行くかどうか加奈に尋ねました。
隆道は死を見据えた人間とつき合うには、相当の強さがいるような気がしているようですが、それはおそらく自分自身死と向き合うことが出来ていないからではないかと思います。
ここで選択肢が現れました。
・一緒に行こうか
・やめておこう
隆道は健康に育ってきたけれど、加奈は慢性腎不全の他にも病を持っていて長くはないだろうと思われてきた身です。
その経験をしてきたことで死に向き合って来たのではないかと思うので“一緒に行こうか”を選びました。
けれども加奈はためらい
「きっと泣いてしまう」
と話しました。
隆道は
「自分のために泣いてくれる人がいるということは嬉しいことなのだから、それでいいんだ」
「あの人の前でウソをつく必要はない」
と答えました。
私の予想に反して隆道の方が強い面を持ち合わせていたようです。
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