隆道は10年前の夕美を誤解していた? [加奈~いもうと~攻略日記]
時は流れ、隆道は双葉学園を卒業する日を迎えました。
卒業式に来たいと言っていた加奈でしたが、残念ながら来ることはできませんでしたが、この春大学に進むことになっている隆道は無限の未来を見据えて胸を張って卒業証書を受け取りました。
隆道が加奈のことを思っていると、目の前に鹿島夕美が現れました。
小学校の時の失恋以来生理的に嫌いになってしまった相手でしたが、何故か進学先は一緒でした。
夕美は隆道にちょっと話をしたいと言ってきました。
今までなら断っていた隆道でしたが、この日は違いました。
夕美は隆道が自分のことを嫌っているのは知っているけれど、どうしても聞いてほしいことがあるのだと言いました。
そして、小学校の時にあった出来事のことを謝ってきました。
その話を聞いた隆道は大きな声で
「俺は心の汚い奴が大嫌いだ!」
と叫び、更に夕美と離れることが出来るから、あの日のことを吹聴されずに済むと言いました。
夕美は普段と違う神妙な口調で
「信じてくれなくても良いけど、私は藤堂君のことが本気で好きだったんだよ」
と伝えましたが、隆道は信じることができません。
夕美は小学校であった出来事は、自分がしたことではなく他の人が勝手に自分の机の中の手紙を見てしたことで、本当は嫌だった。
けれど、人にきついことが言えないので笑うしかなかったのだと話しました。
そして、隆道に
「ごめんなさい」
と言って深々と頭を下げました。
その後夕美は隆道の制服の第2ボタンをもらえたら、もう2度と隆道に前に現れないと告げてきました。
悩む隆道は・・・。
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